弊社では軽貨物業界の内側から見たリアルな業界事情をお伝えしています。

今回は軽貨物ドライバーの経費についてです。

軽貨物ドライバーの経費事情

軽貨物ドライバーとして頑張って稼げても、実際には経費がかかるため手元に残る金額は意外と少なくなることがあります。

そして軽貨物ドライバーは業務委託契約のため、業務に関わる費用は全てご身でご負担になる代わりに、自由な働き方ができるのがメリットです。

経費の大まかな内訳

軽貨物ドライバーとして発生する経費は大きく分けて以下三つに分かれます。

①通信費：スマホ代と通信料金は必須

配達管理アプリの使用、ナビゲーション、配達先や配送会社への連絡など。軽貨物ドライバーにはスマホが必須となります。

逆に言えば携帯代の一部が経費として計上できることはメリットかもしれませんね！

②業務用品：搬送器具やスマホグッズ関連

業務をスムーズに進めるために必要な備品もあります。

例えば、軍手やカート、台車などの搬送器具、スマホスタンドや充電器などの付属品類です。

これらは必須ではありませんが、仕事の効率を上げるために揃えておくと便利です。

③車両に関する費用： 最も大きな出費

• リース代または購入費用：車両を持っていない場合は、リース契約する人が多いです。
• 自動車保険：任意保険や貨物保険に加入する必要があります。
• ガソリン代：走行距離に応じて変動するため、燃費の良い車選びが重要です。
• メンテナンス費用：オイル交換やタイヤ交換など定期的な整備が必要です。
• 駐車料金：自宅に駐車スペースがない場合、駐車場を借りる必要があります。

以上が主な経費となります。

軽貨物ドライバーの最大の経費は、車両にかかるコストです。

実際の収入シミュレーション

では経費を含めた実際の収入はどうなるのでしょうか？

例：ロイヤリティを抜いた月の売上が40万円の場合

• 収入（ナトリウム差引後）：40万円
• 経費合計：8万円（通信費・備品・車両費など）
• 手取り収入：約32万円

このように、稼ぐ金額の約15~20%が経費として消えてしまいます。 さらに、税金や保険料も考慮する必要があるため、実際の手取りはさらに少なくなる可能性があります。

経費を抑える様々なサポート

軽貨物配送会社によってはこれらの経費をできるだけ最小限に抑える取り組みをしているところもあります。

そのため特に未経験の場合は会社選びが最も重要であると言えます。

中古車購入プラン

こちらは、ドライバーとしての稼働3カ月を経過した方にご案内している車両購入プランです。

軽貨物ドライバーを長期的に検討している方にとって車両購入は大幅な経費削減につながります！

新車購入プラン

弊社が定める「優良ドライバー認定」を受けることで、新車の軽バンが格安で手に入る特典もご用意しています。

詳しくは面接時にご確認ください！

ガソリンカードの貸し出し

他にもガソリン代の一部を配送会社側が負担する制度を導入しているところも多くあります。

補填額は会社によって異なるので面接の際に確認すると良いでしょう！

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